皆さんは普段、色々な業態の飲食店を利用したことが多かれ少なかれあると思います。飲食店で食事をされる人はそこで働いている従業員のことを深く考えて食事をする人はいないと思います。確かに「このウェイター超イケメン!」や「ホールで働いている~~ちゃんていう子めっちゃ可愛くない!?」という目でしか見ませんよね?学生の頃、学費やアパートの家賃を払うために、居酒屋チェーンやラーメン店、ファミレスなどでアルバイトで働いてたことが方は数多くいらっしゃるかと思います。学生の頃飲食店でアルバイトしていた多くの人達が、違う業種の企業に就職して社会人として働いています。ではなぜ学生の頃飲食店でアルバイトしてたほとんどの人がそのまま飲食チェーンの企業に就職しないのでしょうか?その人達のそれぞれ元々の夢や目標があって、あえて飲食業チェーンに入社しない人が圧倒的にいることは確かですが、私も飲食チェーンの店長として勤務していた頃、当時複数の学生アルバイトスタッフが「飲食は労働時間がめちゃ長いし、仕事がきついし、給料安いし、休みもほとんどとれなくて、他にやりたいことができないから絶対に飲食の社員にはなりたくない!」と言う意見が圧倒的でした。彼らもお店の店長、料理長、社員の過酷な労働状況を目の当たりにしているから、飲食業界に入社しようとは思いませんよね!そして今回は、飲食業界の6つの「闇」をできるだけ深く説明していきたいと思います。(1)過重労働・サービス残業の常態化(2)パワハラの横行(3)企業の宗教化と洗脳(4)業界参入障壁の低さ(5)経営者による会社の私物化(6)暴力団・反社会的勢力との交際この6つを私佐野と情報をくれたD氏でお伝えします。私の本音としましては企業名や経営者の名前は出したいのですが、過去にマスコミで報道された企業名、経営者名以外は伏せてお伝えします。そしてこの本書を通して飲食業が今後どうあるべきなのか?を一緒に考えていくきっかけになったら幸いだと思っております。